90s "Tifosi" french double breasted tailored jacket

1980年代後半～1990年代初頭に作られたTifosiのテーラードジャケットです．

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ブランド名である「Tifosi（ティフォージ）」は，イタリア語で“熱狂的なファン”を意味し，ファッションブランドとしては主にヨーロッパ圏スーツ・ジャケットブランドが多く採用していました．

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「C’est une exclusivité（これは限定品です）」や、「votre vêtement a été conçu…」といった丁寧なフランス語の説明文がタグに使用されており、フランス市場向けの製品である可能性が高く，同時になにかの展示会やイベント時の限定品であることが推察されます．

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襟の切り替えや丸みを帯びたショルダーライン、やや深めのVゾーンなどから、80年代後半から90年代初頭にかけて流行した、ルーズシルエットのテーラードジャケットの特徴が見てとれます．

素材構成には「Cotton / Laine（ウール） / Polyamide / Polyester」の4種が記載されており、当時の合成混紡素材を活かしたコストカット期の製品と合致します．

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この種の「Tifosi Paris」タグのジャケットは，バブル崩壊直後の日本でも大量に輸入されていたヨーロッパの廉価テーラード製品の代表格でもあります．高級メゾンのようなパリ発信ブランドを模した「雰囲気ブランド」が多数登場し，日本国内の百貨店やセレクトショップでも“フランス風”や“イタリアンモード”として展開されていました．

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また，裏原宿カルチャーやY’s for men、COMME des GARÇONS HOMME PLUSなどが提案した「緩さと品格の共存」スタイルとも親和性があり，現代のリバイバルブームともリンクしやすいアイテムです．

サイズ : 3

肩幅　52cm

着丈　72cm

身幅　60cm

袖丈　63cm

Color : Olive khaki
Material : Cotton / Wool / Polymide / Polyester
Management Num. ; C-00002